蒸留所開設に向けての産学官連携サポート「株式会社ランド」
商業・サービス業ハーブやエッセンシャルオイルの製造販売を手掛ける株式会社ランド。阿部晃社長は、新製品やサービスの開発等で、積極的にABCを活用しています。
幅広い人脈で大学との連携が
ランドが扱う精油は海外からの輸入が中心でしたが、質の高い日本の樹木を使いたいというのが本音。そこで、良質な樹木が豊富な新城市にターゲットを絞り、蒸留所の開設の計画を立てました。その際、精油の成分分析の技術を持った研究機関や、関係する行政機関と連携したいと考え、ABCに相談。産学官連携に強い専門家として舟橋SAの出番となったのです。舟橋SAは、幅広い人脈を使って、天然物有機化学に強い大学の准教授をマッチングしてくれました。この准教授には、現在も指導をいただいており、関係が続いています。
奥三河地域全体を動かすアクションに
新しく開設する蒸留所は、観光の拠点としても活用し、地元の雇用を創出したいという想いがありました。それを舟橋SAに相談したところ、安城市と新城市は、環境先進都市としてのつながりがあると紹介され、安城市・新城市の環境担当を通じて話を進めることができました。最終的には、新城市をはじめとした奥三河地域の行政や林業との協働につながり、単なる営利事業ではなく、地域全体を動かすアクションとなりました。 ABCがマッチングしてくれた人脈は、私の大きな財産。これからも、新たな出会いがあることを期待しています。