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【新聞掲載情報】ABC女子が中部経済新聞で特集されました!

8月7日の中部経済新聞で、ABC女子についての特集が掲載されました。
この特集は、株式会社ランドの依頼で実施中の『ラベンダーオイルの「香りイメージ調査」 』を取材されたものです。

【中部経済新聞8月7日より】
女性視点 支援に生かす 安城ビジネスコンシェルジュが新組織
商品モニターや座談会 依頼企業へ意見


安城市のビジネス支援機関「安城ビジネスコンシェルジュ(ABC)」が、女性の視点を生かして市内企業の商品開発や店舗づくりを支援している。会員組織「ABC女子」を2月に発足。新商品モニターやアンケート、座談会などを行い、依頼企業に意見する。企業側は販促活動や顧客開拓につなげられるメリットがある。女性会員からは、社会参画できると好評だ。
(安城・片桐芳樹)
ABC女子は、安城市を盛り上げたい16歳以上の女性で構成する。高校生も受け付けている。登録は無料。報酬はないが会員カードを発行することで、協力店で割引などのサービスが受けられる特典を付けている。現在の会員数は250人。
モニター調査やアンケートは、その都度メールで参加を呼び掛ける。これまでに外食店の新メニューの試食会や小児ばりの体験会と座談会、アンガーマネジメントのモニターセミナー、保護猫ハウス&カフェのアイデアを募るためのイベントを実施した。
直近では、ハーブ・エッセンシャルオイル(精油)の製造販売を手掛けるランド(本社安城市箕輪町)が、ラベンダーオイルの官能調査で活用した。阿部晃社長は「ラベンダーは、人によって好みや感じ方が異なる。一般女性の意見を聞いて、今後の販促や商品開発に生かしたい」と話す。官能調査に参加した30代の会員は「自分の意見が店づくりや新商品開発に役立てられたらうれしい。子育て中で仕事ができず、こうした形で社会参加できることはありがたい」とする。40代の会員は「地域に関われるのは、楽しくやりがいがある。自分のペースで参加できるのもいい」と組織を評価する。
官能調査がきっかけで同社の商品や運営するカフェを知り、来店につながるなど思わぬ効果も出ている。
ABCでは今後もABC女子の会員数を拡大し、取り組みを活発化したい考えだ。
ABCでスペシャルアドバイザーを務める企業診断士の寺田久美氏は「中小・小規模事業者の弱みは、認知度の低さ。地域の女性を支援側に巻き込み、販促につなげたい」と話している。